木工房 こと
トピックスINDEXへ

2009年 教室作品展の報告

2009年の定期作品展(12月5日〜7日)が終わりました。
板橋区役所で行われた「障がい者週間記念行事」(12月1日〜4日・7日〜9日)の様子と共に紹介いたします。

毎年お出で下さるお客様。初日は二つある姿見は入れ替わり立ち代り、ファッションショー。 今までに着たことのない色に思いきって初挑戦する方も・・・よくお似合いですよ! 相手をしている私たちもウキウキしてきます。

会場の入り口の方からの光景です。

高い空間を鎗田琴之の紺系統の布を飛ばしてみました。色とりどりの中で目に付くような付かないような・・・で効果的だったと思いました。

会場の全体風景にこの柱が邪魔!
ところがこの柱、日頃は整経の時に糸を縛りつけるのに大活躍しているのです。
新しく入られた方がよく「家にこんな柱がないのですが」
と言われます。「いえいえ、なくても大丈夫です」

コースターと小物類、今年は区民ホールに多く持って行き少なかったのが残念でした。

変なおじさん。昨年は帽子をかぶせられていましたが、 今年は、「さをり玉」のネックレスを掛けられて・・・ちょっと迷惑そう。 ところが当の作者の琴之はこの顔が余り好きではない様子、日ごろは隠してあります。

さをりの仕立ての本の中に掲載されているつなぎの「チューブマフラー」三五さんが作ってくださいました。
もっと違う布をつないでも面白いかも。使い勝手も上場。
よし来年は…!

帽子は暖かそうなものがよく売れました。

色とりどりのマフラーを、最初に手にとって首に巻かれたとき、不思議にそれがその方に一番似合う気がします。

厚地の半コート、売約済みになっていて…。 ずいぶん何人かの方に尋ねられてしまいました。
「教室の皆さん 来年は頑張って織ってくださいね」

一点もののマフラー、まさに一人ひとりの感性が現れています。

さをり玉のネックレスが数年前から好評です。 会期中も石川さんが作って下さる側から売れていました。
「石川さんご苦労様でした」

「横田美保子さんの星型コースター」です。彼女のオリジナル製品になっています。

青木敏子さん、ありがとう

8月に亡くなられたスタッフの青木敏子さんの織られた布です。10メートルほどの物もあります。お嬢さんの由紀子さんが、多摩療護園でお母さんと織りをしていました。 そのお母さんの意思をついで私たちが出来る範囲で多摩療護園で由紀子さんが、さをりを続けられるよう協力して行きたいと思っています。

青木敏子さんの織られた生地で三五さんに仕立てていただきました。 地味な生地でも斜めに使うとステキです。生地は未だあります。
お急ぎでなければ、お仕立てもお受けできます。

鎗田琴之さんの力作
2010年の干支の寅です。
ふた周りめなので少なめに作っていたら、足りなくなってしまいました。 急いで新木場の「もくもく」に木を買いに行きました。もくもく行きは琴之が好きなので、私も気持ちよく買い物が出来ます。 もくもくのお店の方もいつものようにわれわれ親子を暖かく迎えてくださいます。

鎗田琴之さんの木工製品です。

オリジナルのクリスマスツリー。定番になっています。 足を固定する台座は滝沢政彦さんに付けていただきました。

スタッフの密談?

売り子さんの高橋求さん。ぼくのいくら売れた? 気になるところです。

お客様の切れ目に仲良く何かお話しているようです。

障がい者週間記念行事(板橋区役所内)

役所一階ホールで開かれた「障がい者週間記念行事 作品販売」に参加しました。

松井さん、横田さん
お店番ご苦労様でした。お店番に出ていただいた皆さんに 感謝です。 教室展と重なったので、たいへんでしたね。 来年は重ならないように日程を考えなければ…。

高橋求君のきれいな布で袖なしワンピース…ところが生地がスケスケになっている部分が前身ごろにきてしまいました。 石川さんが四苦八苦で継ぎには見えない継ぎを当ててくださいました。 「ちょっと着られないわね!」で参考作品なんて書いて展示。
でもかわいい夏のワンピースですよ!

(C) さをり広場 まつぼっくり